こんにちは!オルトプラスCB部(コーポレートブランディング部)のやなぎです。
このブログの読者に広報や採用広報の担当者のみなさまはいらっしゃいますでしょうか。
採用イベント〜B to Bイベントは様々なものがありますが、どのイベントに出展するのが良いのか?そもそもイベント出展したときの費用対効果はどう測るのか?などふわっとしたまま何となく出展していらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かつて私もそうでしたがイベントは準備段取りが本当に大変で、費用対効果まで気が回らないですよね。わかります。でもそれではもったいない!
オルトプラスでは今年、CEDEC、エンジニアCROSS、東京ゲームショウ、IT WEEK、スマートフォンゲームフェスティバル(SGF)とたくさんのイベント出展を重ねてきました。そこで見えてきたノウハウとリアルな数字を今日は展開したいと思います!
イベント出展時のゴール設定で大事なこと
出展するサービス/事業の責任者とゴールを握ること
さてイベント出展が決まった!準備準備、、、とあれこれ目先の段取りに気をとられがちですが。そこでちょっと待った!です。出展のゴール設定は決まっていますか?
同じイベントでも出展する目的によってゴールは様々。例えばB to Bイベントの場合、ゴールを名刺獲得にするのか、アポイント獲得にするのか、はたまたSNSのフォロワー獲得なのか、、、などによって出展ブースでの装飾や動線、施策の考え方が大きく異なってきます。
イベント出展が決定したら、関係するメンバーと事業の決裁者を必ず交えてキックオフをしましょう。キックオフでは、イベント出展のゴールの握りと、数値目標を明確にし、参加する目的を全員で共有することが一番重要なポイントです。
数値目標を決定するときに考慮すべきポイント3つ
1)イベントの来場者予定数
イベント運営マニュアルや企画書にはそれぞれ来場者予定数があらかじめ記載されています。まずはその数字をチェックしましょう。全体の来場者数に対して何割占有できそうか?が考慮の目安ポイントとなります。
2)ブースの位置
自社ブースの出展位置を確認しましょう。会場全体の見取り図から動線を予想。特に大きなイベントでは来場者が全ブースを回ることはなかなか難しく、大通り沿いかどうか、目玉となる展示やセミナーステージからの距離、出入り口やトイレ、休憩所からの動線上にあるかどうかなどで集客に大きな差が出ます。
出展申し込み時にブース位置はよーーーく考えて決めることがとても重要です。全体からみたブース位置の動線の良し悪しを見て、適性な数値目標を割り出します。
3)出展ブース数の数
最後に見落としがちなのは出展ブースの数です。例えばゴール設定が名刺獲得だった場合、ターゲットは来場者+出展している企業となります。どんな企業が出展しているのか?クライアントになりうるところは出展していないか?など事前に必ず確認しましょう。
実際出展してみた結果
平均すると5,054円の獲得単価。
ただしイベントによってかなり差があります。ブースへの来場者数≒名刺の獲得数です。
出展してみて感じたのは、営業向きのイベントと広報・ブランディング向きのイベントがあるなぁというところ。営業向きのイベントはガツガツ名刺獲得することが吉ですが、広報・ブランディング向きのイベントはセミナーに登壇したり、SNSでいかに拡散してもらうかに視点をおいた方が良い結果が得られることがわかりました。
例えば、エンジニアCROSSでは名刺の獲得単価は15,230円と高いものの、SNSのフォロワーは約100人の増加がありました。
このようにイベントの特性を掴みつつ、目的とゴールの設定から施策をすることがイベント出展の成功に繋がります。具体的なイベントブースの企画に関するノウハウについてはまた後日。
ではでは〜
