気持ちが落ち込む6月
こんにちは!コーポレートブランディング部、広報担当のさいまりです。
4月に新卒を迎え、年度の切り替えも終わり、GWも空けた6月、いかがお過ごしでしょうか?
一息つきたいところですが、実はこのシーズン、インナーブランディング担当者にとってはとても大切な時期になります。
Yahoo! JAPANビッグデータレポートによると、4月に「初任給 使い方」「ビジネスマナー」「モットーとは」など、希望に満ちた検索をしていた若者たちは、5月中頃から「自己啓発」「仕事 つらい」と気持ちが落ち込みはじめ、6月には「仕事 行きたくない」「会社 辞めたい」が目立つようになります。
この後「辞表 書き方」「失業保険 いつから」などと検索される未来は、想像するに難くないです。※想像です
入社直後のコミュニケーション施策
これまでCB plusでは、ウェルカムランチや入社式のアイデア、ウェルカムバルーンに入社オリエン改善など、入社直後のコミュニケーション施策についてたくさんご紹介してきました。
(並べてみるとけっこうありますね)
新入社員~コア社員になるまでの「未定着スタッフ」の苦悩
入社初日の施策に力を入れていても、その後のコミュニケーションは所属チームに任せきりになっていないでしょうか?
オルトプラスではテーマ別交流会やバースデー会、全体会議後の交流会など多くのスタッフ交流イベントが企画されていますが、その交流会に参加できるのはなんとなく定着をはじめたスタッフです。
新卒に限らず、中途採用スタッフも、
・会社のことはオリエンテーションされた内容しかわからない
・わからないことがあっても誰に聞いたらいいかわからない
・それどころか、誰が先輩で、誰が古参で、誰が同期なのかも分からない
ということはままあります。
「同期」のいない世界
新卒の頃はいた「同期」がいるメリット
新卒入社した会社では、比較的「同期」を意識しやすいですよね。
はじめてのイベント、ちょっとした不明点、ぶつかる壁…など、仲間内で確認したり共有し合うものです。(遠い目)
ですが中途採用になると、年齢も経験も入社日もバラバラのため、あまり同期は意識されない傾向にあります。
そのため中途採用のメンバーは、少しの疑問を気軽に相談できるメンバーがいなかったり、出来上がってしまったコミュニティに入りにくかったりします。
▲同期さえ、同期さえいれば……!
根深い課題、管理部門のCS化
「同期」がいるメリットは、仲良くなるということ以上にその情報共有の容易さ・スムーズさにあります。
前述のちょっとした不明点を誰に聞いたらいいかわからない問題は意外と根深く、馴染んでしまえば誰も問題視しないので露出しにくい課題です。
人事や総務が個別に私信で対応している「ちょっとした疑問解決★」は、100名以上の企業の場合それだけで1日が終わってしまうレベルです。
▲もうCS対応と同じですね。
「同期」のある世界
ないのなら作ってしまえ同期たち
マニュアルを作るなど目下対策中ですが、それとは別にオルトプラスでは入社時期を四半期ごとに区切ることでグルーピングし、「同期」を作り出しています。
この期間については任意でかまいません。とにかく任意の期間でグルーピングすることが重要です。
▲年齢も職種も経歴も違っても、同期!
具体的には
・チャットツール内での「同期窓」の設置
・「同期交流飲み会」の開催
をすることで、コミュニケーションの促進と、疑問質問が投げられる場所の集約を行っていました。
その結果…?
管理コストが激減
・新入社員への連絡場所が明確に
・質問の重複が発生しない
・管理サイド以外に、質問内容を知っている「同期」が回答してくれる
コミュニケーションハードルが低下
・「同期」をきっかけにコミュニケーションが生まれる
・仲間がいることで心理的に安心感がUP
その他、入社してしばらくすると忘れてしまう、入社時に発生しやすい疑問や、入社時に感じた違和感の明確化できるというメリットもありました。
という副産物も!
年間を通じて同期をグルーピングしていますが、4月から少し経ったこの時期に設定してみてはいかがでしょうか?
それでは~
ビールが好きな広報担当です。会社にビール部を作ることをもくろんでいます。