こんにちは!オルトプラスCB部(コーポレートブランディング部)のやなぎです。CB部では人事機能を有しており、社員に対して人事面談を行っています。今日はコーポレートブランディング的人事面談の目的と実行方法についてお伝えしたいと思います。
人事面談とは?
企業における面談の目的は様々あるかと思います。
・スタッフの育成、コーチング目的
・スタッフ定着のためのヒアリング、新人が活躍できる環境を整える目的
・評価などのフィードバック、目標設定目的
などです。上記の種類の面談を誰が行うか、は企業によってさまざまですが、オルトプラスの場合はコーポレートブランディングの観点から、スタッフ定着のためのヒアリング、新人が活躍できる環境を整える目的での人事面談を実施しています。
(その他の面談は事業部側の上長であるマネージャーや部長が行っています)
人事面談実施の背景は?
人事面談が行われる前のオルトプラスにはこんな問題がありました。
・新入社員がチームメンバーとコミュニケーションが取れず、そのフォローが行われない。
→ひとりぼっちで辛いよ問題。
・入社前と入社後にイメージのギャップがあり、パフォーマンスを最大限に発揮できない。
→思ってたのと違うよ問題。
・入社後起こるさまざまな疑問点、不安点を相談する場所がない。
→会社の意図が伝わらないよ問題。
名付けてオルトプラス過去の3大悪!
苦労して採用した上に、本来であればきちんとさまざまな意図を説明することで不安感をなくしたり、配置転換で活躍できる人のフォローが行き届かず早期退職になってしまうのではざるに水、のれんに腕押しです。
オルトプラスでは上記問題を解決するため、人事面談実施をスタートすることにしました!
実際の人事面談のHOW TO
実施のタイミング
企業によっては3ヶ月、半年のタイミングで行っているところもあるようですが、オルトプラスの場合はとにかく業務のスピード、流れが早い!そのため入社後1ヶ月と3ヶ月のタイミングで人事面談を実施しています。
面談担当の切り分け
オルトプラスでは、入り口の面談(入社前のカジュアル面談、入社後1ヶ月、3ヶ月面談)は採用人事、フォローアップ系と出口の面談(メンタルヘルス、休職者、退職者面談)は労務人事が分担して対応しています。
面談の目的を明確にする
目的のない面談は無意味です。オルトプラスの場合は人事面談の目的を下記に設定しました。
1.入社前後のギャップを確認することで、採用広報・ブランディングに活かす。
2.入社前後のギャップを確認することで、会社全体の最適配置を促す。
3.コミュニケーション度を計り、上長へフィードバックすることでチームマネジメントに活かしてもらう。
目的を明確にすることで軸のブレない面談を実施することができます。
目的に応じた質問項目を決める
上記を確認するため、必ず聞く項目は下記の4つです。
・現在はどこのプロジェクトでどんな業務をしていますか?(具体的に)
・今行なっている業務はご自身のキャリアステップの延長線上にありますか?
・入社前後のギャップ(良い点でも悪い点でも)を教えてください。
・よくコミュニケーションを取る人は誰ですか?リーダーやマネージャー、部長と話をしたことがありますか?
毎回全員に同じ質問をしています。そして、全員に同じ質問をしているのですが、と断った上で質問をするのもポイントです。心理的安全が確保されないと、なかなか本音でお話がしづらいためです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。実際に人事面談の運用を開始してからは、早期退職者は出ていません。人事面談を実施することで早期退職者を防ぐのはもちろん、俯瞰して事業側の動きを把握することにも役立っています。
会社の規模が大きくなって、メッセージが伝わりづらくなった、採用のミスマッチが発生している、、、そんなお悩みがある企業のみなさんにはぜひ実施することをおすすめします!
ではでは〜