■社員交流、意識向上に向けて何をすればいいの?

みなさんこんにちは!
コーポレートブランディング部、広報担当のさいまりです。

前回の記事では、オルトプラスが創業当初から続けている「全体会議」の歴史、意義、運営のコツなどについて、COOの鵜川から詳しく聞くことができました。しかし、オルトプラスが企業文化醸成のために実施しているのは、全体会議だけではありません。

▼『効果的な全体会議のために!~事業フェーズごとに変化する、全体会議の方法~』

月に1度の全体会議だけではカバーしきれない「社員同士の自由な交流」「事業に対するコミットメントの強化」を促すため、コーポレートブランディング部(以下、CB部)では様々なイベントや施策を企画・実施しています。

そのなかには、創業当初から長年続けられてきた伝統行事もあれば、株式上場後にスタートした新企画もあります。どんな企画を、どんな意図で運営しているのか。今後に向けてどのような課題を感じているのか。3回にわたり、COO鵜川にインタビューしたいと思います!

■テーマ別交流会とは?

――社内文化醸成のためのイベントといえば、このブログでも過去に紹介した「テーマ別交流会」がまずは思い浮かびますね。

鵜川太郎そうですね。現在のテーマ別交流会は、「部署や役職に関係なく月1回、特定のテーマに一致したメンバーを自由参加制で募り、一緒に食事をする」というルールで開催されています。

――たとえば辛いもの好きが集まって激辛料理を食べに行ったり、ビール好きが集まってビアガーデンに行ったり、といったものですね。ビアガーデンは特に好評で、何と63人も集まりました。

▼「初めて話せた人がいた」82%!大満足の「テーマ別交流会」って?/第一回辛いもの会

 

鵜川太郎少し変わった趣向では、「29歳以下」という条件でメンバーを募ったこともありましたね。これなら似た年代のメンバーだから話も合うし、上司が来ないから遠慮しなくていい(笑)。

――同じメンバーが何度も集まると広い交流ができなくなるので、毎月なるべく「いつもと違うメンバー」が集まるよう、私たちCB部がテーマを考えているんですよね。このテーマ別交流会は、どういう経緯でスタートしたんですか?

■テーマ別交流会をする理由

鵜川太郎創業当初、オルトプラスにこういうイベントはなかったんですよ。もともと当社はマトリックス型の組織体系を採用していて、デザイナー、エンジニア、プランナーといった職種別の「横軸」の組織と、各プロジェクトという「縦軸」の組織が交差するかたちをとっていました。

ところが、会社の規模が大きくなるにつれて、この「縦」と「横」のどちらを優先すべきかわかりにくくなってきた。そこで「職業別のチーム」を廃止して、全社員をプロジェクトのみに紐づけする組織にチェンジしたんです。

――なるほど。その方がプロジェクトの成功に向けて集中しやすいですね。

鵜川太郎その点では一定の成果があったのですが、弊害も出てきました。プロジェクト内のチームワークは良くなった半面、プロジェクト間で情報交換する機会が減ったわけです。

ほかのプロジェクトの成功例、失敗例などを学ぶ機会がない。さらにこの数年で、オルトプラスは多事業部制になり、ゲーム以外の事業も拡大しています。このままいくと部署間の距離がどんどん離れ、会社としてバラバラになってしまうのではないかという危惧が生まれました。

そこで「プロジェクトや部署の垣根を越えて集まれる交流会を開こう」というアイデアが生まれたわけです。

――最初から今とおなじ運営方法だったのですか?

鵜川太郎いえ、最初はプランナー、エンジニア、デザイナーといった職種別で交流会を開いていたんです。

部署が違っても、同じ職種同士なので話も盛り上がるし、気軽に悩みを相談し合うことができて大成功でした。ただ、職種別だとメンバーが限られてしまうんですよね。半年もすると「また同じメンバーか」となり、刺激的な交流会というより「いつもの飲み会」みたいになってしまった。

さらに、ゲームプロデューサーやプランナーはゲーム部門にしかいないので、ゲーム部門以外の人と交流する機会がありません。「もっと自由に、ランダムに交流ができる方法はないか」と考えたときに生まれたのが、現在のテーマ別交流会なんです。

■テーマ別交流会の成果と課題

――テーマ別交流会を始めてから、どのような成果があったと思われますか?

鵜川太郎当初の狙い通り、部署や職種の垣根を超えた、会社全体の交流が活発になったと感じます。「テーマ別交流会」を通じて、それまで同じ社内にいても話す機会がなかった人と仲良くなれたという人はたくさんいますし、社内の情報交換の速度が格段に上がったと思います。

「テーマ別交流会」で知り合ったのをきっかけに、その後も自発的に一緒に遊びに出かけたり、ボードゲームを楽しんだりする新しいグループも生まれているようですね。

――逆に、これからの課題を挙げるとしたら何でしょうか。

鵜川太郎全社員が交流して仲良くなり、会社の空気感を共有するという当初の目的は、ある程度達成できたと思っています。ただし今のところ、テーマ別交流会で培われた交流を事業に直接コミットさせる仕組みはまだありません。今後の課題は、それをどう作るか考えることですね。

▼「楽しかった~」で終わってない?社内交流会の効果を最大化する方法!

――たとえば、どのような方法が考えられるんでしょうか。

鵜川太郎現在のテーマ別交流会もスタートして1年ほど経ったので、今度はバランスを取って、再び職種別交流会を開いてみてもいいんじゃないかと思っています。そうすれば、より仕事に直結する交流が生まれやすいのではないのでしょうか。

――これからもCB部で試行錯誤をしていかなければ、ですね! 次回は「バースデー会」について詳しくお聞きしたいと思います。

WRITER
さいまり
さいまり
ビールが好きな広報担当です。会社にビール部を作ることをもくろんでいます。