こんにちは!
先日、大型展示会やイベントに出展する際の、ブース装飾づくりの考え方・作り方についての記事を上げました。
施工会社さんにお願いすることなくすべて自社内でつくると、かなりのコストカットも出来て費用対効果が見込めます。

これまでに自社内で「コンセプト立案」、「展示物制作」、「ブース設営」すべてをやるイベント出展を過去3年で20回ほど行ってきましたが、はじめのうちは設営の際に苦悩することもあるものです…。
しかも、これらの“通常なら施工会社さんがやっていること”のノウハウってネット上になかなか展開されていないのです!
毎回試行錯誤しながらベストな方法を探ってきましたが、設営する際の実用的なノウハウをいくつかお伝えします。
あくまで弊社が出展した際の経験の一部ですが、参考にしてみてください。
パネルを貼るときに絶対使えるアイテムはこれだ!
壁によってテープを使い分ける
毎回必ずといっていい程苦戦するのは、以外にもどうやって壁にパネルを貼るか。
両面テープで貼れば良いじゃんと思いますが、展示会会場のブースの壁はざらざらしていたり、つるつるしていたりして、前日に設営を済ませても、次の日朝すべて落ちている!!なんてことが頻発しました。
大事なのは壁とテープ、テープとパネルの相性があるということ。
これまでいくつもの両面テープを試してきましたが、割とどんな壁とでもちゃんとくっつくなと思ったのはコレ。
3Mスコッチ超強力両面テーププレミアゴールドスーパー多用途粗面KPR-12 スリーエム(3M)
3Mスコッチのシリーズにはいろいろな壁に合わせて様々な種類のテープが展開されています。
上記のテープは比較的どこにでもつきやすいと感じたものですが、壁のタイプによって使い分けてみてくださいね。
壁とパネルの間にブロックを仕込む
さらに、展示会ブースあるあるなのは(壁と壁の接合部が)でこぼこしているということ!
どれだけ強力なテープを使おうと、パネルをそのまま貼るだけでは浮く部分が出来てしまい、うまく接着できません。
そこで、このように壁とパネルの間に厚みを持たせるようにしました!
こうすれば壁に段差があっても関係無いですし、展示物に立体感も生まれます。
裏に貼っているのは機材梱包に入っていたスチロールのようなスポンジ。
重さを持たせず厚みを出すのにはとてもよかったですが、場所によってはでこぼこしてテープとの相性が合わなかったので、カットしたハレパネをいくつか重ねるやり方でもよいかなと思います。
繰り返し使うのならファスナータイプもおすすめ
強力な両面テープを使った際のデメリットとしては、展示会終了後のパネルの片付けに困ること。
終わったら使い切りですべて処分してしまうなら問題ないですが、強力なテープがついたままのパネルを梱包するのはなかなか苦戦します。
そんな時はこんなベリベリ(?)がついた面ファスナーの両面テープがおすすめです。
テープ面も、かなり強力なものが多いので安心。
展示台の上に立てるのもオススメ
また、小さいパネルであればこんな風に展示台の上に立ててしまうのもオススメです。
A2〜A3くらいのサイズのパネルが適切です。
こちらのスタンドは東急ハンズでひとつ700円ほどだったと思います。
5mm厚くらいのパネルであればはさみこめます。
展示用のアイテムが購入できる場所は?
ストアエキスプレス
施工師さん御用達の、店舗什器やディスプレイ、装飾品、展示用品に特化したお店です。
ほかのお店では見たことないようなあんなものやこんなものが見つかります。
オンラインショップで購入可能。
東急ハンズ
みんな大好き東急ハンズ!
店舗が多いので実物を見に行きやすく、手にとって想像できるので安心ですね。
オンラインでも一部商品が購入できます。
その他、最小コストで訴求力を上げるアイテム
のぼり
とにかく目立たせたい!アイキャッチになるものがほしい!というときはこれがおすすめ!
簡単に組み立てられる折りたたみタイプになっているので持ち運びも便利です。
オリジナルテーブルクロス
ブースは色面積!
一気にブースに華やかさ、統一感を与えるならオリジナルのテーブルクロスが間違いないです。
W3200mm×H1800mmの大判サイズで18,000円。
もう少し小さめで良い場合はW3200mm×H1400mmの小サイズもあります。
ちょっとした一工夫で集客率は上げられる!
いかがでしょうか?
今回はブース設営の際の実務的なノウハウをお伝えしました。
普段ブース設計で苦戦している方にはもちろん、これから自社で設営してみよう!と思っている方のお役に立てれば幸いです!
また、もっといいアイテムや方法があるよ!という情報があればぜひ教えてください〜!