もうすぐ花粉の季節がやってきます。
花粉症の症状は、頭がボーッとしたり、目が痒くなったり、仕事の効率にも影響を与えてしまいがちです。
そこで今回は、2020年の花粉症の状況症状についてと、オフィスできる花粉症対策をご紹介します!
2020年の花粉は例年より少なめ?
2020年のスギ花粉は、関東では例年より少なめでだそうです。
花粉量は、前年の夏の天候と、前シーズンの花粉量に大きな影響を受けます。
気温が高く、梅雨明けが早い夏はスギやヒノキの花芽が多くできるらしく、次の年の花粉量が多くなるのです。
去年は、梅雨明けが遅れた地域が多く、夏にスギの花芽があまり形成されなかったことから、2020年春の花粉飛散量は少ないと予測されています。
参考:https://brand.taisho.co.jp/allerlab/articles/013/
しかし、東京は、スギ花粉が2月下旬から3月下旬にピークがくる予測で、スギ花粉のピークが終わるとヒノキ花粉が飛び始めます。
東京のヒノキ花粉は4月上旬から下旬にかけてピークがくるので数か月は油断禁物!!
花粉症患者の約70%はスギ花粉が原因で、日本人のおよそ4人に1人が花粉症と言われています。
特にスギ花粉がピークを迎える2月下旬から3月下旬は、花粉症対策をおこたれませんね。
今後発表される花粉飛散予測をこまめにチェックし、花粉のシーズンに入ったら天気予報などで毎日チェックしましょう。
花粉症の症状
花粉の季節が始まると、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出てきます。
これがスギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状、「花粉症」です。
主な鼻の症状
■ くしゃみ
■ 鼻水
■ 鼻づまり
くしゃみ・鼻水・鼻づまりは風邪と間違われやすいです。
風邪であれば1週間程度で治りますが、花粉症は花粉が飛んでいる間は
続くことやさらさらとした水っぽい鼻水が流れることなどの違いがあります。
主な目の症状
■ 目のかゆみ
■ 目の充血
■ 涙
鼻の症状もおなじですが、
この症状は入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じるアレルギー反応です。
そのほかにも、体がだるくなったり、熱っぽかったり、イライラすることもあります。
また、かゆみや集中力の低下などといった全身に症状がでることもあります。
花粉症が与える業務への影響とは?
花粉症は仕事の業務効率にも大きな影響を与えます。
鼻や目の症状がでるだけで、業務を中断することも少なくないと思います。
さらに、その症状を抑えるために花粉症用の薬を飲んだとしても、
副作用で眠気に襲われたり、集中力や判断力が低下してしまい、業務効率の低下に繋がってしまいます。
花粉症がもたらす業務への影響は、企業にとっても大きな問題なのではないでしょうか。
オフィスでできる対策
マスクの着用
花粉の飛散の多いときには吸い込む花粉をマスクをつければ、
およそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を少なくさせる効果があるそうです。
また、花粉症でない方も、花粉を吸い込む量を少なくすることで、新たに花粉症になる可能性を
低くすることも期待されています。
会社に常備していれば、社員の方がうっかり忘れてしまったときや、交換が必要になったときなどにも
安心ですね。
加湿器や空気清浄機
空気中に飛散した花粉を、加湿器や空気清浄器で湿らせて床に落とす効果があります。
また、ダメージを受けた鼻やのどのケアにも効果が期待できます。
上着は入口前で脱ぐ
オフィス内に持ち込む花粉を減らすために、入口前で上着を脱ぐことを習慣づけることも効果があります。
脱いだコートはその場で、花粉を落としてからオフィスにはいりましょう。
粘着クリーナーの使用
オフィスに入る前にコロコロ粘着式クリーナーや衣服用ブラシで
衣服の花粉を取ることで少しでもオフィス内に持ち込む花粉を減らしましょう。
また、エントランスにも置くと、来客者も使ってくれるのではないでしょうか。
静電気に注意!
花粉症対策ではやはり、鼻や口からの花粉に特に気を付けている方が多いのではないでしょうか。
しかし、静電気による花粉の付着によって意外と室内でまき散らしてしまうという方も、、、
外を歩いているだけで服がこすれて静電気が発生し、ホコリや花粉が付着しやすくなっているんです。
外出前に、衣類に静電気防止スプレーをすることで、少しでも衣類に付着する花粉を防ぐことを
おすすめします。
最後に
少しでも花粉症の症状をおさえることが、業務効率低下にもつながります。
こまめに掃除することを面倒くさがらず、花粉症対策をオフィスでもやってみてはいかがでしょうか。