「プレスリリース配信サービスって結局何が一番いいの?」
「効果はあるの?」「記者さんはどのくらい見ているの?」
という疑問をお持ちではないでしょうか。
今回は、数あるサービスの中から「よく使われているサービス」を抜粋しその特徴をご紹介します。
プレスリリース配信サービスとは
プレスリリース配信サービスとは、プレスリリースの配信をサポートしてくれるweb上のサービスのことです。
自社でメディアリストを持っていなくても、複数のメディアに代行でプレスリリースを配信してもらえます。
プレスリリースの内容次第でメディアに取材してもらえる可能性もありますし、一般のユーザーが、情報収集の場としてプレスリリース配信サイトを観覧していることも多いので、SNS拡散の可能性なども秘めています。
そもそもプレスリリースを配信する目的って?
プレスリリースの配信は、自社の活動をメディアに取り上げてもらい、報道を通じて認知を広げることや、ブランディングするための手段です。
ただ近年は、プレスリリース配信サービスを活用したり自社のSNSでプレスリリースを公開したりする企業が増え、一般ユーザーが直接プレスリリースを目にする機会も増えています。
よって、メディア掲載や取材獲得だけに留まらず、自社の活動を広く知らせる手段としてプレスリリースを配信します。
プレスリリース配信サービスの選び方

様々なサービスの中から自社にあったサービスを選ぶ際、ポイントは以下の通りです。
サービス費用
単発配信、回数制限配信、回数無制限配信など様々なプランがありますが、相場は1回の配信につき30,000円位です。
企業のフェーズやサービスのリリースの状況に応じてプランを検討しましょう。
掲載されるメディア
サービスごとに掲載されるメディア数、ジャンルが違います。
プレスリリースはたくさん掲載されれば良いと言うわけではないので(掲載媒体がPRの目的とミスマッチしている場合、相応の効果が得られないため)、自社にあったメディアを検討しましょう。
サポート体制
配信後の効果測定や、レポートのフィードバックなど、様々なオプションがあります。
また、広報担当初心者向けのセミナーや交流イベントの参加権利がセットになったプランもあるので、チェックしてみてください。
よく使われているサービスまとめ
では、日本でよく使われているプレスリリース配信ツールをご紹介します。
PR TIMES
PR TIMESはプレスリリース本数シェア率NO1のサービスです。
配信先のメディアも新聞やテレビ局、大手メディアなど影響力が強い媒体が多い印象です。
また、SNSの拡散力が高く、Facebookでは125,800以上のいいね、Twitter110,900人以上のフォロワー数を誇っています。
そして、スタートアップ企業には嬉しい「スタートアップ限定プラン」があるのも魅力です。
条件をクリアしたスタートアップ企業は、会社設立2 年を経過するまで毎月1回プレスリリースを無料で配信することができます。
▼PR TIMES

▼料金プランはこちら

ValuePress
登録企業数が50,000社以上と国内最多な点が特徴です。
初心者に優しく、プロによる原稿の作成・添削サービスがあり、中小企業からの支持を多く集めています。
配信後には専任スタッフが記者に個別コンタクトをとり記事掲載のフォローをしてくれるサポートもあるのだとか。
配信先のメディアは、新聞やテレビ局、大手メディアなど影響力が強い媒体からニッチなメディアまで幅広いのが特徴です。
▼ValuePress

▼料金プランはこちら

@Press
@Pressは業界の中で最も記事になりやすいサービスと宣伝されていますが、私が個人的に聞いた話でも「@Pressは記事化されやすい」と評判があります。
また、プレスリリース原稿をメディアが取り上げやすいように校正してくれるサービスもあるため、広報業務に慣れていなくても安心です。
1配信で200記事以上の掲載を獲得している記事もあるそうです。
▼@Press

▼料金プラン

プレスリリースゼロ
プレスリリースゼロは、無料で企業の新商品やサービスをPRできるプレスリリース配信サービスです。ログイン不要が簡単にプレスリリース配信が行えます。配信先が20媒体と少なめですが、無料で利用することができるため幅広い企業に愛用されています。
また、プレスリリースの配信には審査があり、審査を通ったプレスリリースだけ配信・掲載される仕組みになっています。
▼プレスリリースゼロ
▼利用案内
オルトプラスではPR TIMESを採用
いくつかのプレスリリース配信ツールを紹介して参りましたが、オルトプラスでは一般ユーザーの観覧数が多い点と、SNS拡散が期待できる点から「PR TIMES」を採用しています。
オルトプラスで配信ツールを利用するときは新規のゲームタイトルのリリースとゲーム内の大型イベントがメインです。
先程の紹介でも、記事になりやすいのは@Pressとご紹介しましたが、ゲームという特性上掲載されるメディアさんは業界メディアさんが特定されるケースが多く、(ゲームメディアさんにはメールで送付しています)、それ以外の面でいち早く個人ユーザーに情報が届き、話題にあげて頂ける可能性を期待し、PR TIMESを利用しています。
ぶっちゃけ記者さんは見てるの?

とある記者さんに話を伺いました。(個人の意見なので参考程度にご覧ください。)
プレスリリース配信サービスの情報は日々チェックしているとのことです。
しかし、配信される情報をみて「ここは取材しよう!」となることは多くないとのことでした。その時に興味がある分野、取り上げるべき話題については、自ら情報を取りに行くため受け身になる記者さんは少ないようです。
逆に、情報収集の過程で過去のプレスリリースを見て取材に繋がったことはあるとおっしゃっていました。
まとめ
広報担当なら耳が痛くなるほど聞いたことがある言葉だと思いますが、やはりリリース書いて送っただけでは取材・掲載に繋がりにくいのが現実ですね。
しかし、オンラインやSNS上に企業の情報を残しておくのはとても大切ですし、ツールを使うことでたくさんのメリットがあります。
企業にあったツールを選び、ツールと上手く付き合うことが重要です。
公式Wantedly PartenerのHRsyncの採用広報ノウハウを無料配付中